バレエ団は2月6日(土)に初日を迎える、「ラ・シルフィード/Men Y Men」公演に向けた舞台稽古の最中です。
「Men Y Men」上演にあたっては、振付家ウエイン・イーグリングも来日してリハーサルの指導を行いました。本日の舞台稽古ではラフマニノフの音楽にのせて、ダンサーによる流れるような美しい動きが展開されました。先日の『SPICE』による動画インタビューで池田武志が「男性ダンサーによる美しいバレエ」と作品を評していましたが、まさにその通り。衣裳は丈の長い黒のパンツのみで、舞台装置もなく、ただひたすらダンサーの動きと音楽のみに陶酔できる作品です。男性ダンサーの紡ぎ出す”美”を存分にご堪能ください。
そして「ラ・シルフィード」では一転して、スコットランドの風景を忠実に再現した舞台装置が舞台を彩ります。シルフィードとジェームスの恋物語が描かれますが、シルフィードに心を奪われたジェームスは結局は幸せになれないという結末は、戒めを込めた民話のような印象を残します。写真は、「ラ・シルフィード」の細田千晶と井澤駿が主役を務める舞台稽古の様子です。ぴあ取材班による動画インタビューで米沢唯が話していた通り、マイム一つにしても演じるダンサーによって全く表現が異なります。是非、ご注目ください!
(※動画インタビューはWEBサイト上でご覧いただけます。)